vol.19 気圧の変化と血の巡り【冷え性・頭痛・肩こり・関節痛etc】
気圧の変化と血管の関係。
古傷が痛むと雨が降る・・・
どんより曇った朝は、頭痛がする・・・
台風が近づいてくると、むくみをはじめ体調がすぐれない・・・
これらの現象は迷信でも気のせいでもなく、気圧のせいが大いに関係しているのです。
どうして気圧が関係するの?
それは血管運動の変化が起こるからです。
・高気圧がくると、自律神経の交感神経が優位になり血管が収縮。
→ 高血圧・血行不良・痛みを引き起こしやすい。
・低気圧がくると、自律神経の副交感神経が優位→血管が拡張。
→ 低血圧・腫れぼったくなった血管が周囲の神経を圧迫し、神経痛などを引きおこしやすくなる。
takahasikinseiin.hatenablog.com 自律神経については、こちらを参照を。
特に春先は高気圧と低気圧が入り乱れますので、体調がすぐれない方が増えるんですよね。
もちろん、季節の変わり目に風邪をひくなども、無関係ではないでしょう。
ちなみに身体均整法では春は骨盤が開き、冬は閉まると考えています。
誤解をされている方が多いのですが、骨盤は開きっぱなしも、そして閉まりっぱなしもよくありません。開閉のバランスが取れていることが大切です。
血管が収縮・拡張を繰り返し血液を全身に運ぶのと同じです。
もちろん、自律神経もどちらか一方に傾くのではなく、交感神経と副交感神経がバランスよく働いているのが健康状態なのです。シーソーのように。
健康の基本は『姿勢』です。 高橋均整院049-285-8250埼玉県鶴ヶ島市上広谷78-9