vol.8【冷え性改善】続・効果的なカイロの貼り方【お灸女子】
お灸女子に温活。次にくるブームは?
昨今、自分でお灸をする人が増えているようです。
本格的なものから煙が出ないお灸などもあり、手軽に温熱刺激が出来るのが魅力のようですね。
ならばカイロ女子も! ということで、vol.7に続いて効果的なカイロの貼る場所を紹介したいと思います。
もちろん男性も是非ともカイロ男子になってください!
今回は2箇所×左右で4つのツボ
【手の三里】(てのさんり)
肘を曲げた所から3本分下のところです。
親指側、背側。
といっても分かりづらいと思いますので、vol.7のポイントで述べたように、大体その辺りでOKです。
なので、肘を曲げた所にカイロの端を合わせて貼れば、問題なくツボをカバーできます。
親指側で手の甲の側です。(小指側=肘の内側ではありません)
【足の三里】(あしのさんり)
膝のお皿の下から指3本分のところ、スネ(脛骨・けいこつ)と 腓骨骨頭(外側のでっぱった骨)の間。
なので大体その辺、膝のお皿の下にカイロの端を合わせ貼ればOKです。外側です。
*カイロが腓骨骨頭を覆い被さっても、なんら問題ありません。
この2つ(左右で4つ)のツボは、陽明経(ようめいけい)という気の流れが通っているところです。
東洋医学には陰陽論という考え方があります。
太陽と月、男と女、プラスとマイナス、熱と冷、つまり表裏一体という考え方です。
西洋医学の自律神経も例外ではなく、交感神経と副交感神経だってシーソーのように、相反する2つの働きで成り立っています。
つまり、冷え性とは陰の気の滞りですから、陽の気を刺激することでバランスを図り、身体の内側から温めようと言う訳です。
今回紹介した2つ(左右で4つ)のツボは、手足の動く場所なので貼ってもすぐに剥がれてしまう可能性が高いです。
ですので、自宅でリラックスしたときに、セルフお灸のつもりで行うといいでしょう。
*仰向けで、手足は45度の角度で開く。
*1箇所5分程度。
4箇所同時に貼る必要はありません。1つのカイロを使いまわしてください。
順番は特にありませんので気になる場所からで構いませんが、
とりあえず左腕→左脚→右腕→右脚でいいでしょう。
もちろん毎日行う必要はありませんし、カイロの温熱刺激途中で動いたってOK。じっと固まっている必要はありません。
BGMでも掛けながら、ゆったり温まって下さい。
健康の基本は『姿勢』です。 高橋均整院☎︎049-285-8250 埼玉県鶴ヶ島市上広谷78-9
おまけ
足の三里は【脚の疲れ】【鼻づまり】【胃の疲れ】にも効果があるとされているツボです。
そして手三里は、【肩こり】【便秘】【ニキビや吹き出物予防】のツボとして有名です。
続けることで、こちらも改善していくかも知れません。