vol.3 冷え性解消にはフラフープ運動!?【骨盤回し】
体熱の発生源はどこ?
冷え性とはとどのつまり、血の巡りが悪いために起こる低体温状態といえます。
ならば改善方法は明確です。血の巡りを良くすればいいわけです。
血の巡りを良くするには食事、そして運動です。
ウォーキング、サイクリング、水泳、ストレッチ等々。
どれも効果的で素晴らしいのですが、どうせならもっとピンポイントに、ついでに腰のくびれも出来たらいいなーという欲張りさん向けの体操が、体幹運動であるフラフープエクササイズ、つまり骨盤回しです。
なぜ、骨盤回しなのか?
東洋医学では、体熱を発生させている源は下腹部辺りにあると考えています。
臍下丹田(せいかたんでん)、ここが弱まると、身体は活力を失い、血の巡りが悪くなり、冷えをはじめ様々な不定愁訴が起こります。
三焦からの陽の気によって胃や心臓などの五臓六腑が活動し、その先の全身(四肢)へとエネルギーが波及していくというものです。
最近は、男性の冷え性も増えている。
不思議ですよね。
同じオフィスで座りっぱなし、あるいは同じ部屋で寝そべっていても、冷え性じゃない人はへっちゃらで、エアコンの設定温度でし烈なバトルが起こることも日常茶飯事。
実はこれ、女性だけの話ではありません。男性でも悩んでいる人、結構いますよ。寒い、寒いって。
若い人向けのおしゃれなももひきだって、今や珍しくありません。
つまり冷え性は、年齢性別問わず、三焦のツボの流れが元気かどうかが重要なのです。
骨盤回しのやり方。
1、立位姿勢で、足を肩幅より少し外に広げる。
2、腰(骨盤)を左右どちらか回しやすい方に回す。1周1~2秒ぐらい、ゆっくり最初は小さめ、慣れて来たら大きめに。10~20回、回す。
3、逆方向に5~10回、ゆっくり慎重に回す。
4、3セット程度を目安にする。
1日3~5分、もちろんフラフープは入りません。
腕は腰に当ててもいいし、楽な位置でOK。
回し方のポイントは、自分の足と足の間を中心線として、その周りを腰(骨盤)が周っているイメージです。
注意点としては、膝を曲げない事。力まず、肩などを回さない事。そして、工程3の回しづらい方向へは無理せず動く範囲で、痛みを感じるならより小さく、もしくはやらない。
徐々に滑らかになるのを目指してください。
ローマは一日にして成らず
すぐに効果が出るものではありません。繰り返し続けていくことが大事です。なので、週に1~2日休んでも全く問題ないし、もしも腰が張ったりしたら休むことも大切です。
もちろんプラスα、ウオーキングや趣味のスポーツ、当然ながらフラフープを楽しんでもOKです。より効果が出るでしょう。
要は、身体の中心である骨盤の準備体操と思ってください。
健康の基本は「姿勢」です。高橋均整院 {☎︎049-285-8250 埼玉県鶴ヶ島市上広谷78-9}