vol.5 冷え性からの睡眠障害。
美容の大敵! 睡眠障害。
靴下を2枚重ねて布団に入るが、冷たくて眠れない・・・
夜中に冷たくて目が覚める・・・
寝不足で、昼間に眠くなる・・・etc
そんな冷え性あるあるの結果
クマは出来るわ、目が腫れるわ、肌もガサガサ・・・
睡眠障害は、ホルモンバランスや自律神経を乱す元凶であることは言うまでもありません。
靴下は履いて寝てもいいの? 駄目なの?
人間が眠りに落ちるには、体温を下げなければいけません。
それは脳や内臓を休めるためです。
その際、脳や内臓の深部体温を下げる為に手や足先の抹消の血管を拡張させて血流量を増やし、熱を放散していきます。
わかりやすく東洋医学で言えば、
血は使う場所に集まり、使わない場所=休めたい場所からは引くのです。
目を使う時には目に血が集まる。耳を使うときは耳に、食べ物を消化する時は胃腸へと集まる。
電化製品と一緒です。テレビやパソコンを使う時は電気を流し、使わない時はコンセントを抜く原理です。
頭寒足熱
東洋医学では、中枢の頭(内臓を含む)に余計な熱がこもらず、逆に抹消の手足がポカポカ温かいのが、健康の理想的な姿と位置づけています。
つまり、靴下を履いちゃいけないという論理は、寝ている間に熱くなりすぎて汗をかき、その汗で逆に冷えてしまう恐れを指摘しているだけでしょう。
なので、冷え性で悩んでいる方はどうぞ靴下を履いてください。
手袋もオッケーです。
ただし、締め付けはよくありません。血の巡りを妨げる要因になります。
つまり、ゴム紐の後が残るようなピッチリしたのは、動きの無い寝ている時には不向きということです。
これは男女問わず、下着にも言えることですね。
捨てようか迷っていた使い古しの靴下が、却って重宝されるかもしれません。
結論としては、寝てる間に熱くなったら自然と脱げちゃうものが理想的でしょう。
健康の基本は「姿勢」です。高橋均整院 {☎︎049-285-8250 埼玉県鶴ヶ島市上広谷78-9}